アメリカ・ノースカロライナ州出身の
ルース・マリー・ジャーマンさんが書かれた本
「ネイティブはこう言えば納得する!ビジネス英語 魔法の切り返し」を読みました。
海外の人と交渉したり、
外国人の人と一緒に仕事したりする上で、
外国人が日本人に対して理解できず、あげく不満に思ってしまう点について、
英語でわかりやすく返答・説明するための英語、方法について書かれています。
たとえば外国人(主にアメリカ人を指していると思われる。)は日本の企業で働くと、
最初は専門性ではなく、ジェネラルに会社に貢献したいというマインドが求められ、
仕事自体も専門性の低いものが与えられます。
とにかく専門性の高い仕事に存在意義があると思っている外国人には、
自分が認められてないんじゃないかと不安に思ってしまう人もいると著者のルースさんは言います。
そんなときは日本の会社組織というのはアメリカの軍隊のようなもので、
最初は協力的な姿勢と会社全体の成功のためにあらゆる努力をすることが求められる、
とちゃんと説明してあげれば、
こういった外国人との齟齬も防げると語ります。
具体的な英語も書かれていて、それはそれで勉強になるのですが、
それよりこう説明してあげたら良いという方法論の話が勉強になりました。
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