中国市場から追放(これについては一時的なものなのか、時間が経たないとわかりません。)されたというニュースが
世間を騒がせています。
この事件についての詳しい説明は他のニュースサイトに譲ります。
ここでは事が大きくなった大きな原因の、Instagram上での、
アカウント名:michaelatranovaさん(Michaela Phuong Thanh Tranovaさん)との、
ダイレクトメッセージのやりとりをピックアップしたいと思います。
デザイナーのステファノ・ガッバーナも
Michaelaさんも英語を母語としないからか、意味を汲み取るのに難しい部分はありますが、
これを読んで思うのは、
1番最後のメッセージのやりとり、
中国はクソだとステファノが言うところが問題視されていますが、
そこまでにMichaelaさんは、
かなり挑発的にステファノに対してものを言っています。
ドルチェ&ガッバーナのビデオをracism(人種差別主義)だと言い、
ドルチェ&ガッバーナのブランドは空腹の中のクソのようだと言い、
最初はステファノも、中国人が箸を使うのは既知の事実なのに、
それを描くのがどこがracism(人種差別主義)なんだと言い返すものの、
次第にエスカレートして、最後の中国はクソだと言う言葉が出てくるのが見受けられます。
正直、私はこのやりとりを見て、ステファノが中国を批判する言葉は、
売り言葉に買い言葉で出てきただけじゃないかと思いました。
小学生が喧嘩のときに、デブやブスや死ねなど、ひどい言葉を言いますよね。
それと同じような、ステファノが小学生のような行動しか取れなかったのは残念ではあります。
言いたいように言わしといたらいい、みたいな大人の応対はできなかったんでしょう。
正直、ステファノの発言は中国人全体を否定したというよりも、このmichaelaさんとの喧嘩の中で出てきただけじゃないかと思うので、
ドルチェ&ガッバーナやステファノが、
ダイレクトメッセージのやりとりは、ハッキングされた結果と説明したのは、
残念でなりませんでした。
ドルチェ&ガッバーナとしては、
中国人女性がピザを箸で食べるのを描いたのは、
人種差別の意識はなく、中国人がイタリア文化に触れるというのを描きたかった。
誤解を招くような動画を作成・アップしたことを申し訳ない。
michaelatranovaとのやりとりは、
ステファノがその動画をracismだと言われ、ブランドを批判されるようなことを言われ、
カッとなり言ってしまったもので、とても反省している。また中国の方々に対し、失礼なことを発言して大変申し訳ない。
こういった説明/対応を取るべきだったんじゃないかと思います。